『見られてる設定』を発明したのは小学生の私だった

人間関係

しめじです!

突然ですが私は、常に誰かに見られていると思って生きてきました。

心霊の話ではありません(笑)

まず結論から言うと、『見られてる設定』とは私が私自身をちゃんとさせる為に作ったシステムなのです。

発端は小学生の頃に母親に言われた「悪いことをしたらバチが当たる」でした。

もしかしたらもっと幼い頃から言われていたのかもしれませんが、記憶にあるのは小学校に上がってから言われた記憶です。

事あるごとに言われ続けたその言葉に対してしめじはどう思ったかというと、

めーっちゃ素直に信じてました(笑)

悪いことしたらバチが当たるなら、ちゃんとせなあかん!

なら誰かに見られてるって考えたら悪いことせえへんな!

我ながらなんと素直なことだ(笑)

いまだに私が信じやすかったり、騙されやすそうと言われるのはこの頃からの名残としか思えません( ノД`)

そんな感じで始まった『見られてる設定』。

最初は悪いことをしないように、と律するつもりだったので見ている人は親や先生でした。

部屋の片づけをちゃんとしておこうとか、廊下は走らないようにしようとか、

本当に絶対誰も見ていない場所であってもとにかく誰か見ている設定でちゃんとせな!と思い込んで動いていました。

続けていくうちに、徐々に見ている人や状況にもバリエーションが出てきました。

好きな人バージョン→身だしなみに気を付けたり、細かな所作まで気を配る

友達バージョン→新しい服でもお下がりって言ったり、筆箱の中身を可愛くしすぎないよう調整

赤の他人バージョン→他人がもし家に来ても対応できるきれいさを保つ、だらしない格好で過ごさない

などなど自分がだらけそうなときや、周りから見たらこうだろうからこうしようっていう用途にもこのシステムを活用していました。

イメージもしっかりしてきて頭の中に観客席があってそこが常に誰かで埋まってるような感じですね。

特に好きな人バージョンのときの細かい所作まで気を配るっていう部分は、その当時読んでいた少女漫画の影響もあってやたら手の置き方や指の形を意識していた記憶があります(笑)

少女漫画の女の子の手って、指先までめっちゃ美しくしなやかに描かれてるじゃないですか。

咄嗟にそんなええ感じの手の形にはならんだろ?!みたいなのがあったりとか( ゚Д゚)

それを意識して頑張って再現しておりました…恥ずかしい。

友達バージョンはなかなか辛かった記憶があり、特に持ち物や服に関しては本当に気を遣っていました。

きっかけはたまたま新しい服を着ていったこと。

何が悪かったのかいまだに分からないのですが、その時仲良くしていた友達がしめじに

「それ新しい服?」

と聞いてきて、そうだよと答えたらそのままふいっと離れて別のクラスメイトと私を見てひそひそし始めたのです。

その服はなんの変哲もないグレーのパーカー、強いて言うならお腹のポケットのところに飾りのラインが刺繍されているくらい。

「え?なんで?調子乗ってるって思われた?明日からどうしよ、え、え」

ってもう頭の中がそんな感じになりました。

お腹と心臓がぎゅうっと絞られて嫌な汗が出る感覚を今でも覚えています。

そこからは持ち物など徹底的に友達に見られてどう思われるか、誰かのマネになっていないか、派手ではないかを基準に選ぶようになりました。

もちろん選んでいるときも観客席に友達がいる状態です。

大人になるにつれ緩和されつつありますが、いまだにあの感覚は忘れられません…。

と、そんな生活苦しくない?と思われそうですが20年近くこの設定で生きてきたことで感じたメリットがちゃんとあるんです。

・部屋がきれいな状態が当たり前、整理整頓が習慣化された

・仕事でだらけそうなときにブレーキを掛けられる

・しっかりした人っていう風に見てもらえる

・常識からズレないように常に周りを見て考えることができる

この見られている設定は、このように私を律して生きやすいようにしてくれていると感じます。

ただ、いいことばっかりじゃないんですね。

このシステム、確かに私を律してくれてはいるけど、

副作用もそれなりにあるのです。

・常に誰かに見られてる前提で動くから、家で一人でも気が休まらない

・「見られてないとダメになる」っていう謎の恐怖がある

・だらけても罪悪感、頑張っても罪悪感、結局休めない

・自分のやりたい行動より「見られてどう思われるか」を優先してしまう

ぶっちゃけ、それなりにしんどい。

20年稼働しっぱなしのシステム、そりゃどっかにガタも来ます。

特にしんどいのは、頑張った後ほど罪悪感が強いこと。

普通だったら「今日は頑張ったし、ゆっくりしよ〜」ってなるところ、

私の場合は「今ダラダラしてる姿、誰かに見られたら『さっきまでちゃんとしてたのに』って思われるかも…」って勝手に怖くなるんです。

誰に?って話なんですけどね(笑)

完全に脳内の架空の観客に対してビビってる。

しかもこの観客、しめじが小学生の頃に自分で発明して、自分で席に座らせた人たちなんです。

つまり、私が私を見張ってる。

このシステムが私を守ってきてくれたのは間違いない。

身だしなみも部屋も行動も、観客がいてくれたおかげでちゃんとしてこれた。

だから完全にクビにする気はないんです。

ただ、20年もぶっ通しで働いてくれた相棒に、そろそろ少し休憩を取らせてあげたい。

満員御礼だった観客席を、半分くらいに減らしてみる。

家で一人のときくらい、観客には帰ってもらう。

そんな練習を、今しめじはしている途中です。

…いや、よくよく考えたら、

自分で発明した観客に、自分でビビり続けてきたって何やねん。

完全に自作自演やん。

ホラーやん。

でもそれが、しめじの八方美人の正体でした。

しょーもない結論で締めくくります(笑)

ではまた( ´Д`)ノ~

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